全身に金粉などを塗ったまま長時間経つと、皮膚呼吸が阻害され死に至る、というもの。「1時間が限界」と科学的根拠があるかのように語られる場合も。
明治以前の日本で、鉛が含有されていた白粉を多用していた歌舞伎役者が鉛中毒になったケースが誤解されて広まったとする説など、噂の発祥には諸説ある。
映画『007 ゴールドフィンガー』において裏切り者に金粉を塗り殺害するシーンがあり、これもこの噂を根強いものとした要因の一つとされる。
なお、同映画のスタッフはこの噂を信じており、このシーンの撮影時には医療スタッフを立ち会わせた。
近年では、化粧品、染髪剤による皮膚の影響も言われている。
実際に皮膚から摂取される酸素は、総呼吸量の1%にも満たない。
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