日本では通常、狐の霊を呼び出す行為(降霊術)と信じられており、
そのため狐狗狸さんといわれる。
机の上に
「はい、いいえ、鳥居、男、女、五十音表」
を記入した紙を置き、その紙の上に硬貨(主に十円硬貨)を置いて参加者全員の人差し指を添えていく。
全員が力を抜いて
「コックリさん、コックリさん、おいでください。」
と呼びかけると硬貨が動く。
森田正馬は参加者が霊に憑依されたと自己暗示に罹るとの見方を示した。
硬貨が動くのは狐の霊、または低級な“自然霊”の憑依によるものと信じられて来た。
また、“死んだ子供の霊”によるものともいわれている。
途中で手を硬貨から離した者は、あるいはコックリさんに
「コックリさん、ありがとうございました。お離れ下さい。」
と言ったのに対してコックリさんがその場から動かなかった場合は全員が、
取り憑かれてしまうと言われている。
なお、使われたコインはいつまでも持っていると不幸になると言われている。
3日以内に使う、または塩水で清める。
また、基本的に使った紙は燃やしてしまうか、48枚に破り捨てる。
なお、一人でコックリさんをやると、人格が豹変したり、自殺を図ったり、人を殺そうとしたりすることがあるという。
また、「こっくりさん」をやっている間に、強烈な異臭がしてきた場合は、すぐに換気をしなければならないという。
コックリさんの呪いは額に五つ星を書くと消えるとされている。
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